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店主の
ひとりごと

「虹のこころ」
飯野山・いいのやま(通称:讃岐富士)
名称の由来は飯依比古(いいよりひこ)から
きているそうです
古事記より

今ドライブしています。ラジオから「虹色のこころ」という言葉が優しく流れています。
不思議なもので、人は音によって心も癒されます。さぬき富士を見ながらのドライブは、
この地に生を戴いた事への感謝の念を起こさせてくれるものでした。
ふと、タイトルの「虹色のこころ」とはどんな事かと考えました。人の心は変化しやすい
という事なのか、本来とても美しい心を持っている事を表しているのか…。
いずれにしても虹の色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色の調和からなり、雨上がりに
見えた時など幸福な気持ちにさせてくれるものです。
人を幸福にする心を「虹色のこころ」というのかもしれませんね。
現代の昏迷した世相は、人々が心に虹(夢)を抱けなくなった事によるのかも知れません。
人として公私の区別はできても己の確立ができなかった現代人は、日々、闇の中を
彷徨っている様にも見えます。未だかつてない飽食の時代に生きているのに心が
幸福でないのはどうしてでしょうか?
「衣食足りずしても礼節を知っていた」のが日本人だったと思います。
いかに貧乏でも心の自由を失わず、戦う時には立ち上がり、プライドを持って生きて
きたのではないでしょうか?そうでなければ「無常」という観念は生まれません。
常とは日常の事です。「常」をひたむきに生きるからこその「無情」でしょう、
しかし今の人々は「常」を亡くした様に見えます。「無」だけが暗闇に浮かび上がっている様です。
これから光ある時代にする為にもう一度常日頃からの生活を取り戻す事ですね。
日常を大切にすると「もののあわれ」が少し解ってくるように思います。古来の茶人達が
到達した境地—明日の生死がわからない時代にも今を肯定し現実をありのままに見つめ
重心を低くし生きるとき初めて顕れる無常観とは、精一杯生き抜いた人達の魂の在り方ではなかったかと…。
今を受け入れ、前向きに生きている人こそ虹のこころの持ち主なのでしょう。
今年も有難うございました。

蓮井将宏 



 vol.35 (2007年12月発行)より


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